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私の就農動機とこれからの夢(目標)

今年も残り少なくないました。今日は、大村青果契約の50aほどのごぼう畑のパスライトがけをしました。霜から作物を守ったり発芽を促進する役目があります。

就農して6年目、来年で7年目に突入です。
私の就農動機とこれからの目標について書いておきます。

私の就農動機は、農業がやりたくて就農したわけではなく、何か業を起こしたい、起業したい、独立して小さくてもいいから自分の会社を持ちたい、その気持ちから6年前脱サラして就農したわけです。
前の会社を辞める時、少しパソコンの知識があったので、一時パソコン教室でも開こうかと、パソナがやっているパソコン教室のフランチャイズの説明会に福岡まで行ったこともありました。
でも、地域性やPCのソフト OSの変化には対応しきれそうにもなかったので、自分の現状を客観的に見たとき自分に特別の資格、技術があるわけっでもなく、土地の利、時の運、資本を考えると、親が細々ながらも農業をしていて、また我が家の周りは畑・畑だらけの一軒屋 農業をするには絶好の場所でした。
それと、その当時は農業政策とし土地の集積や、補助金が認定農業者に優遇されていました。その認定農業者も50歳くらいまでが認定条件だったので年齢的にも45歳、農業をはじめるなら体力的にも今しかないと思い就農を決心したわけです。

だから、目標は「農で起業です。」

私のこれから目指す農業についてここに記しておきます。

雇用を伴った企業的法人経営
今は、両親に手伝ってもらっていますが、どちらも80代、まだまだ元気ではありますが、いつまでも、世話になっているわけにもいかない。そのためには人を雇う必要がある。人を雇うにはそれなりの保険とか福利厚生などの環境を整える必要がある。そのためには法人化する必要があり、そのための売り上げを上げる必要があり、そのための規模拡大が必要である。今はその準備段階です。

環境保全型農業
今、新規に就農される人の中には、有機栽培や、無農薬栽培を志して就農される方も多いようですね。
しかし、実際6年間農業してみて、有機農法の良さはわかっても、その手間、コストを考えると、なかなか経営としての有機栽培は難しいものがあるように思えます。無農薬にしてもしかりです。

私が、今取り組んでいるのは、減農薬、減化学肥料の「環境保全型農業」です。
安心で安全な農産物を少しでも安く、多くの人に提供したいそれが、私の思いです。

医・食・農連携
農産物の一つの効用として抗酸化作用というものがあります。これは植物が紫外線などの酸化ストレスから身を守るために自ら作り出しているものです。植物の赤や黄色の色素をもったフラボノイドが強い抗酸化作用を持っていて私たちは、このような農作物を食べることによって労せずに抗酸化作用を補っているのです。
幸い、わが宮崎県は太陽が当たる日照時間も長く、太陽の恵みをいっぱい受けた農産物を作ることができます。また地元の上水園の社長が提唱されている「母成」を使ったミネラル栽培に取り組み「ミネラル豊富な野菜」「健康に良い野菜」をブランド化していきたい。

農業分野へのIT導入
パソコン、携帯端末、クラウド技術などを生かして
作付計画や収益を事前にPC上でシュミレーションするリハーサル農業の構築
栽培履歴などを農業経営にフィードバックさせる分析型農業の構築
をIT企業と共同で開発できればいいのですが、自分の知り合いにもIT企業の社長もいるので協力してできないものだろうか?

地域に貢献する農業
将来の夢は、地域の他の農業生産者と共同で農産物の販売、加工もてがけられたらいい

JGAPの認証取得
生産管理体制の構築、安全性の高い農産物の生産出荷体制の確立を目指すためには、法人設立の際にはJAGP認証農場を目指したい。

今、新しい年に向けて、その準備中である。来年の12月のブロブにどのような記事が書けるのであろうか?
自分自身楽しみである。


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おきてがみ

by shinki-syunow | 2010-12-27 19:26 | おやじの独り言