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古き我が良き友よ!

本日、我が出身大学の卒業生名簿が送ってきた。

そに中に、同じ学生寮で寝食をともにした懐かしい友の名前を見つける。

偉くなっていた。IT企業の社長さんである。

紫岳寮 自主独立自主運営の学生だけによる自治寮である。今思えば、無茶なことをしていた。
「ストーム」といって、夜な夜な上級生が夜 都町で飲んで夜中に帰ってくると、酒の力をかりて、後輩をたたき起こしに来る。
特に、新入生は餌食である。
夜中の1時から3時ごろにかけて、「起きろ!!!」の声で、新入生は全員廊下に並ばされる。
そして、「番号!!」の掛け声とともに、一人ずつ「いち」「に」「さん・・」と連呼

一人でも声の小さいものがいれば「声が小さい!!」「もう一度やり直し・・・・」

この繰り返し

そして、次は一人ずつ自己紹介
「***県立**高等学校出身  工学部 科学環境工学科1年  ***ひろし」とそれぞれ自己紹介

そして、歌を歌わされる 決まって 軍歌か春歌が好まれた
ここで、私も軍歌と春歌を覚えた
今思えば、自己紹介することによって、新入生相互の名前、出身高も覚えた
先輩になってストームをかける側になると、何か一つでも後輩のためになることでも言わないと後輩からなめられる。度胸と、人を統制する力を養われる。

最後に 寮歌の斉唱 

時には、夜中に全員 フルチンで大学の運動場をランニングされられたこともあった。


その時の先輩の言うことが 「屈辱と思うな試練と思え!!!」であった。

その、ストームをかける先輩もいろんなパターンがあった。本当に怖い人 おもしろい人 
ちょっとイキガッテル人

新入生は、今夜は、、だれだれ先輩が飲みに行っているから、今夜は来るな?とか・・思いながら
いつでも、起きれる体勢で夜を待つ。

そんな、同じ寮生の古賀君がいまは立派な企業家である。

彼の会社 「コガソフトウェア株式会社」

いしょにストームを経験した。新入生でストームの嵐を乗り越えた。
そして、4年生になったら同じ寮の役員としてストームをかけた。今思えば、青春時代の一こまである。あれから30余年   それぞれ、皆、社会のトップで活躍している。他にも同じワンゲルの仲間が同じくIT企業の社長になっている。

私も刺激を受ける。人生、出発する時期に遅すぎるということは無い、今からでも遅くない。彼らに負けないよう、自分の足跡を何か一つでもこの大地に残しておきたいものだ。

by shinki-syunow | 2010-12-09 22:32 | おやじの独り言